4月のアトピーケアのポイント |
- 1.大気中の 化学物質
- 転居などで特に新築の住
居に引っ越した際、アト
ピー症状が悪化した経験を
持つ方は多いと思います
が、これは室内の化学物質
の影響によるものです。
春は、環境が変わること
で(進学、就職、転居など)、
従来とは異なる環境下にお
ける化学物質の影響を受け
やすい時期でもあります。
特に気温の上昇が大きい と、壁紙、カーテン、家具、 家電などから放出される化 学物質の量も増えますか ら、これから初夏にかけて は注意が必要でしょう。 基本的な対策は「換気」 です。 しっかり部屋の空気を入 れ替え、化学物質をとどめ ないように注意しましょ う。
なお、空気清浄機などを 使う方法もありますが、放 電式、イオン式、スパーク 式など、清浄する方法に よっては、特定の化学物質 を他の化学物質に変えただ け、ということもあります。 また、数年前に消費者庁が イオン方式の掃除機につい て、「イオンがアレル物質 を分解・除去する」と表示 した広告が景品表示法違反 に当たるとして措置命令を 出しています。空気清浄機 を選択する場合には、電気 的な処理を行うタイプでは なく、活性炭などで物理的 に吸着するタイプを選ぶよ うにしましょう。
- 2.冷え
- 気温が上昇してくると、急
に衣類が薄くなることで、春
は冷えを感じる方が多いよう
です。
冷えの状態とは、身体の中 で血流が悪い状態を示してお り、内分泌関係などにも 影響を与えやすく、アレ ルギーが強い方の場合、しっ かり対策を行うことが必要 です。
対策の基本は、「血流を良 くする」の一点です。 運動や入浴で、血流が良い 状態を作り、そしてそれを維 持できるようにしましょう。
- お勧めのアイテム
-
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- 4月から5月にかけて、春の季
節は精神的な影響がみられること
があります。これは、生活の環境
が変わりやすい時期であることも
関係していると考えられています
が、うつ状態に落ち込むと、内分
泌や自律神経への影響も大きくな
り、対策を考えることは大切にな
ります。
精神的な疲労に対する最も有効
な対策は「睡眠」です。
ただ、気持ちが落ち込むことで 睡眠がとりづらい場合もあり、同 時に意識したいのは、「肉体的な疲 労を与える」ということです。 肉体的な疲労は、その回復のた めに副交感神経を働かせますので、 睡眠がとりやすく、またストレス の解消につながりやすくなります。 運動や入浴をしっかり反復継続 して行うと、こうした精神的な悪 化要因への対策となることがあり ます。
ただし、肉体的な疲労だけ与え て放置することは逆効果です。 必ず「睡眠」あるいは「休息」 をセットで行えるように意識しま しょう。
- 4月は、その他、意識したいこととして 「汗の対策」があります。
気温の変動が大きい時期ですので、衣類に
よる温度調整がうまくいかないと、汗をかく
ことによるマイナス面を受けることがありま
す。
汗には、スキンケアの役割もありますから プラス面も多いわけですが、かいた汗を放置 しておくことは皮膚と体への両面にマイナス の影響を抱えていることを忘れないようにし ましょう。 汗の対策は、かいた汗を拭きとること、 そして洗浄です。 物理的な対策を考えると、衣類で上手に 調整することも意識するようにしましょう。