アトピー改善のためのスキンケア教室 |
- 「参加してよかった」「スキンケアの様々なノウハウに“なるほど”と思った」「この方法ならうまくいきそう」などなど、 参加した皆さんからたくさんの喜びの声をいただいているスキンケア教室。今月も、3 組の方々のケースを紹介します。
- 神奈川県 岸辺 潤さん(仮名)15 歳 光一くん(仮名)10 歳
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Profile
潤さん
乳児湿疹発症後の治りが遅く皮膚科に行くと、ドライスキンと診 断されました。それ以来ステロイド剤を使うようになり、特に手の 荒れ方がひどかったためどんどん薬は強くなっていきました。
光一くん
2 歳の頃、引越しを期に湿疹が出始めます。皮膚科ではドライス キンと診断され、お姉さん同様、ステロイド剤を使い続けてきま した。
薬での治療に限界を感じ始めた二人のご両親は、今年7 月に薬を断つこと を決意。以来、日本オムバスに相談を受けながら、ステロイド剤の離脱症 状も乗り越えて回復の道をたどっています。
- ■ きょうだいで励ましあってつらい時期を乗り越えた
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潤さん・光一くんは、二人揃って今年の
7月頭からステロイド剤を断ちました。薬
をやめてすぐに、二人に離脱症状が襲いか
かります。潤さんは手の症状がひどく、爪
の根元が見えなくなるくらい腫れ上がり、
黄色い膿が止まらない状態に。光一くんは
常に顔が赤い状態で、皮膚がぼろぼろむけ
続けました。
「離脱症状が一番ひどかったのは一週間 ぐらいの期間。学校の試験と重なってつら かったけど、あとぴナビで治った人の話を 読んで、弟と励ましあいながら乗り切りま した」(潤さん)
- ■ 乾燥する季節のスキンケアは?
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潤さん・光一くんがスキンケア教室に参
加したのは今回で2回目。1回目は、離脱
症状が治まりかけてきた頃(7月中旬)で
した。その時は、温泉水とピュアサージオ
イルなどを使った基本的なスキンケアを知
り、以来それを毎日実践してきました。
2回目のスキンケア教室に参加したお二 人は、1カ月前とは見違えるほど症状が軽 くなっていました。回復への手ごたえをつ かんだ潤さんと光一くんですが、今後は秋・ 冬の乾燥対策が気になるところです。
- ■ ここを改善
- 観測史上最も暑い夏に、離脱症状を乗り越えた潤さ んと光一くん。症状が回復するにつれ、スキンケア もより症状に合った見直しが必要です。二 人の症状の違いから、しっとり系・さらさら系といったスキ ンケアへの好みも違います。まずは、それぞれの今の状 態に合った基本のケアを確認し、今後の乾燥する季節に 向けた対策をレクチャーすることになりました。