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12月のスキンケアと入浴のポイント

今年も残り1カ月となりました。本格的な冬に備えて、乾燥がいっそう激しくなる季節のスキンケアと入浴のポイントについて考えていきましょう。

12月に入ると、北の方から少しずつ冬の気配が強くなってきます。最近は異常気象が続いていますので、急激に冷えこんだり、普段は降雪しない地域で雪が積もる、ということがあるかもしれません。いずれにせよ、冬本番を前に、スキンケアは完全に「冬用」を意識するようにしましょう。　
特に、お肌が割れたり、粉をふくぐらい乾燥が激しい状況の場合には、「保湿」と「保護」を強化したスキンケアアイテムを使うようにします。また同時に、スキンケアは衣類などでも行えます。　
チュビファーストのような筒状の包帯、あるいは長袖の衣類などを上手に活用し、お肌の上に空気の薄い層を作るようにすると、体熱でその空気の層の湿度を上げ、保水力が高まります。　
12月は、年末やクリスマスなど、外にでかけることが多くなる時期です。外気の湿度は室内よりも低くなりがちなので、秋よりワンランク上の保湿をしっかり行ってから外出するようにしましょう。　
最後に、年末は大掃除の時期です。手に症状がある方は、直接、洗剤が手に触れないようにしましょう。また、洗剤自体も、肌に刺激が少ないものを選ぶようにしましょう。

安然宣言スキンクリームには強いカバー力がありますが、反面、少し油分が皮膚の表面で気になることがあるかもしれません。そういったときは、プルルモイスチャーベールを上から薄く塗ってみましょう。お出かけの際の、お肌のてかり防止と、プルルモイスチャーベールによる水分蒸散量の軽減が、外気の乾燥から長時間お肌を守ってくれます。
まずは、スキンケアを十分に行ってから使用します。なお、それでも乾燥が気になる場合は、チュビファーストを２枚重ねで使用します。その際は、１枚目を軽く湿らせ、その上から乾いたチュビファーストを二重に重ねるのがポイント。そうすることで、肌との間に薄い湿った層ができ、水分保持が高まります。また、火照りを感じている方には、適度なクールダウン効果も期待できます。
今月のあとぴナビ通販では、年末のお掃除用として、オレンジで作られた洗剤を取り上げています。天然ヤシ油を主原料とし、オレンジの皮から抽出したオレンジオイルをたっぷり配合しているので、手肌に優しくしかも洗浄力が強力な洗剤です。掃除でゴム手袋を使う際に、一つ気をつけたいことがあります。アトピー性皮膚炎などアレルギー体質の人の中には、ゴムと反応して湿疹が出る（ラテックス症候群）ことがあります。綿や絹の薄い手袋をしてからゴム手袋をつけ、地肌にゴム手袋が直接触れないように工夫しましょう。簡単な水掃除の場合は、安然宣言スキンクリームをしっかり手に塗ってから行うと、一定時間は油分が水分をはじいてくれます。

12月に入り気温が下がってくると、アトピー性皮膚炎の症状が出ている人のなかには、「冷え」を強く感じる機会が増えてくることが多いようです。　
特に足先の冷えを感じる人は、入浴の際、最初の10分程度は浴槽に腰掛けて、足浴を行ってみるとよいでしょう。浴室内がまだ十分に温まっていないと、上半身に寒気を感じてしまいます。そんな場合は綿の長袖の下着などを利用するとよいでしょう。　
もう一つ、先月も11月の入浴で述べましたが、冬の時期の入浴で一番多い「誤った入浴」が高温での入浴です。　
一般的に、高温での入浴というと42度以上をイメージする方が多いようです。しかしアトピー性皮膚炎の方の場合、40度以上の入浴では、肌の乾燥や体の疲労という点で、かえって逆効果になる場合もあります。　
入浴温度は、39度までの温度で、ゆっくり汗がかける程度に入浴することが大切。症状や体調によって、入浴時間や入浴方法を調節することもポイントです。　
また、冬場の浴室は、気温の低下で寒気を感じやすいもの。手っ取り早い対策として、入浴5〜10分前に浴槽のふたを開け、換気扇も一時的に止めて、湯気を浴室内に満たしておくとよいでしょう。湯気で湿度と温度の両方がわずかでも上昇するので、寒気対策だけでなく乾燥対策にもなります。

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