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「薬用重炭酸湯」で血流促進 冷えとアトピー症状を軽減しよう

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  • アトピー性皮膚炎で、普段は顔に赤みが出がちだけど、入浴後しばらくは顔の赤みがひいて本来の肌色に戻っている。こんな方は結構多いものです。
    アトピーで顔が赤くなる原因は様々ですが、低体温で全身の血流がスムーズでないことが原因となっていることがよくあります。こんなケースでは、一時的にでも冷えが解消されて、全身の血流が良くなることで、顔から赤みが消えることがあります。入浴後に顔の赤みが消える場合は、入浴により全身の血流が促がされて血めぐりが良くなっていると考えられます。入浴後に顔から赤みが消えても、しばらくするとまた赤くなってしまうのは、体が冷えて血流が再び悪くなるからです。
    そう考えると、全身の血流を良くして冷えを改善することは、アトピー症状の改善につながることがわかります
  • 冷えを解消する方法として、日常的な入浴を正しい方法で行うことが手軽で効果的です。
    右のグラフをみてください。これは入浴時間と体温の変化を示したものです。B重炭酸湯38~39度での入浴A重炭酸湯41度での入浴による体温変化を示しています。 Aでの入浴の方が、短時間で体温が上昇していることがわかります。一見、Aでの入浴の方が体が早く温まるから良いのではないかと思ってしまいますが、実はそうではありません。
    その理由の一つは、短時間で急激に体温が上がると肌の痒みにつながりやすいということ。41度の風呂に入っていると、汗を早くかきますが、肌の乾燥とかゆみは改善されません
    もう一つの理由は、41度で入浴した方が、浴後に冷えやすいということです。これは、あとぴナビの相談者の方々に、実際にいろいろ試してもらった経験から、そのように体感する方が多いことでも明らかです。 38~39度のぬるい温度で、ゆっくり追い炊きしながら入浴した方が、入浴後のポカポカ感が持続し、眠る時間まで足が冷えない傾向があるのです。

  • ぬるめの湯にゆっくりつかるコツは、浴室内を暑くしすぎないことです。暖房つきのバスルームの場合、冬は室温を上げすぎてしまう傾向があります。風呂場が暑すぎると頭が先に温まって、のぼせやすくなってしまいます。
    風呂でのぼせてしまって、長い時間湯船につかっていられない場合は、暖房の設定温度を低くしたり、半分くらい湯船の蓋をしてみましょう。湯船に蓋をすることで、浴槽の湯温が下がりにくくなると同時に、頭は湯気をかぶりにくくなるので、のぼせにくくなります。
    入浴中に体温を測る場合は、入浴前や途中で冷たいものを飲まないようにします。口の中を冷やすと、体温を正確に計ることができないからです。同じ理由で、熱いものを飲むことも避けましょう。

  • 「ぬるめのお湯にゆっくりつかるのはわかったけど、どれくらいの時間入浴すれば体は温まるの?」読者の方からは、よくこんな質問をいただきます。鼻の頭や額にじんわり汗が出てきたら、体が温まってきた証拠です。しかし、汗のかき方には個人差があり、もともと体温が35度程度の低体温の場合は、汗をかきにくいのが実情です。
    そこで、入浴中に自分の体温を測ってみてはどうでしょう? 入浴時に、防水で口で測るタイプの体温計を使えば、入浴中の体温変化を知ることができます。あとぴナビの相談員は、実際に自分で入浴中に体温を測ったり、読者の方にもアドバイスをしながら体温を測ってもらいデータを集めています。
    湯船につかって体温を測ると、37~38度以上まで体温が上昇していることがわかります。体温の変化には個人差があるので、入浴でどれくらい体温が上がるのか、自分で測ってみると様々なことがわかるはずです。
    毎日の入浴で基礎体温が上がってくれば、入浴時の体温が上がり、汗もかきやすくなってきます。汗をかいたかよくわからない場合でも、体温の変化を知ることで入浴の励みとなります。自分の体温を知ることは健康管理にも役立つので、入浴中の体温測定をお勧めします。

  • 最近のアトピー相談では、ぬるめのお湯で長く入浴するために、「薬用重炭酸湯」を試してもらっています。重炭酸湯は、ドイツの自然炭酸泉や別府の長湯温泉など世界屈指の炭酸泉に匹敵する濃度があり、湯温が低くても体が温まりやすいことが特徴です。使用者の声を読んでも、血流を促がし冷えを解消する効果が高いことがわかるでしょう。重炭酸による効果は、体を温めるだけではありません。水道水中のカルキ(塩素)を中和させるので、お湯が柔らかくなり、アトピー肌にも優しい浴湯となります。
    重炭酸湯のタブレットは、小さめの浴槽で4~5錠、大きめの浴槽で5~6錠入れます。タブレットを湯に入れると、体を温める効果がある重炭酸イオンが発生しますが、タブレットの数が少ないと効果が弱くなるので、定められた量を使いましょう。
    タブレットが溶け切るまでには、10分ほどかかります。溶けるのに時間がかかるため、お湯を張りながらタブレットを入れてしまう方がいますが、これは避けてください。重炭酸湯の効果は、重炭酸イオンが湯の中に溶け込むことで発揮されるので、お湯を完全に入れてからタブレットを入れるようにしましょう。浴湯が少ない状態でタブレットを入れると、重炭酸イオンが飽和せずに抜けてしまい、効果がなくなってしまうからです。タブレットを割って入れるのもNGです。タブレットの中味が空気に触れてしまうと、湯の中に入れても発泡しなくなるので、この場合も重炭酸イオンの効果がなくなってしまいます。
    ぬるめのお湯でも血流を促がす重炭酸イオンが含まれていれば、15分程度で体が温まります。冷え性を解消し、アトピー症状を緩和するためにも、「薬用重炭酸湯」を試してみることをお勧めします。




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