アトピー克服体験記 |
- 遠藤 泰浩さん(29歳)
富山県にお住まいの遠藤泰浩さんは、1日4時間もの湯治に励み続けた孤高の戦士。 結果、相当な重症状を、ほぼ2カ月で「気にならない程度」にまで持っていかれたのです。 渦中にあっては「自分のことしか考えられなかった」とおっしゃいますが、今はその経験を通 して、周りの方々に抱く多くの感謝を、率直に表わしておられます。 さて、遠藤さんの湯治=闘治、 それはどんな毎日との闘いだったのでしょう。 |
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遠藤 泰浩さん(29歳) | |
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頬と首は炎症と滲出液で 皮が1枚上乗せされた感じ。密封包帯法(ODT法)をしていたため、ステロイドをよく吸収している。
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- 「結構ひどかったですよね。この前、整理していたら、湯治を始めたばかりの頃の写 真を見つけて、相当なものだったなぁと、しみじみ思いましたよ」
富山県に生まれ育った遠藤泰浩さんは現在33歳。25歳で、「いきなり人生を変えてしまった」アトピーに戸惑い、紆余曲折を経て湯治を開始されました。
それが平成7年5月の末のこと。翌年夏には完治され、それから2年半以上経った平成11年2月27日、近況報告とこのページの取材を兼ねて、日本オムバス大阪を訪ねてくださいました。
自宅温泉湯治修了証書も、このとき、担当宮治勝紀カウンセラーから手渡されることになりました。