春先のアトピーケア 後編 |
皮膚表面における免疫機能は、ランゲルハンス細胞が受け持っているとされています。
このランゲルハンス細胞に悪影響を与える要因の一つが「紫外線」です。
春先から皮膚の露出部位が増え始めると、少しずつ、紫外線の影響を受けやすくなります。また、紫外線そのものも春から夏にかけて強くなってきます。
皮膚表面における免疫機能は、バリア機能を維持する一端も担っています。
したがって、紫外線の影響を受けることで免疫機能が低下すると、バリア機能そのものが低下、黄色ブドウ球菌など異常細菌叢の形成を促すことにつながります。
これから春先に向けてバリア機能低下を予防するためにも、早めに「UVケア」を行うようにしましょう。