夏のアトピー対策 |
- 汗や紫外線により、お肌の状態
が落ちた場合、黄色ブドウ球
菌やヘルペスウィルスなどの感染症
に罹ることがあります。
また湿度が高くなって、そうした 病原性の細菌などが活発に活動する ことで、汗や紫外線とは関係なく罹 患し、そこからアトピー性皮膚炎そ のものを悪化させることもあります。
感染症に罹患すると、炎症や痒み、 掻き壊しによるバリア機能の低下、 といった悪循環に陥る要因とは別に、 罹患した感染症への対策も必要にな ることがあり、お肌の状態を回復さ せるまでに長時間必要になることが あります。
罹患した感染症の種類や状態にも よりますが、掻き壊しが強かったり、 夜の睡眠が取れず、体調が低下して いると、薬剤での適切な「補助」が 必要になることもあります。
元々、お肌の状態が悪化している と、感染症かどうかの判断が難しい こともあるのですが、「微熱が続いて いる」「高熱が出た」「炎症部位に鈍 い痛みがある」「炎症部位が腫れてい る」などの症状が見られた場合には、 主治医に一度、相談するようにしま しょう。 その上で、生活内での対策も行う ようにしましょう。