この夏~残暑、知っておきたい豆知識 3 |
入浴後のスキンケアがたいへん!そんな方にはAPバスオイルがお勧めです。浴槽に5 プッシュくらい入れると、肌にやさしい植物系オイルと微柑橘系オイルが、湯面に香り豊かに広がります。
入浴中、乾燥部位をかるくなでるようにマッサージすると、浴湯とAPバスオイル成分で、保水と保湿ケアが行えます。入浴後はシャワーなどでながさないようにしてください。入浴後のスキンケアもしやすくなるでしょう。
研究によれば、アトピー性皮膚炎の方が罹患しやすい皮膚の感染症は、多い順に、黄色ブドウ球菌、ヘルペスウィルス(単純性)、白癬菌、真菌、緑膿菌となっています。この中で、真菌は湿度の高い時期に、感染する機会が増えることが分かっていますが、その一つが「バスマット」です。そして、このバスマットから感染する機会が多いのが「水虫(白癬菌)」です。
お風呂の水中などで感染することはありませんが、水虫の人が踏んだバスマットに白癬菌に感染した皮膚の落屑物が付着していると、その後で落屑物を踏んだ人に「うつる」可能性があります。また、バスマットは、湿度が高い浴室に置かれているため、白癬菌以外のカビの温床になっていることも多いので注意しましょう。具体的な対策は、
● 水虫の家族とは使用するバスマットを分ける
● バスマットは、毎日洗濯する(洗濯機の中で、他の洗濯ものに白癬菌がうつることはありません)
などが挙げられるでしょう。水虫に罹患すると、足のジュクジュクした状態が一気に悪化することもあるため、白癬菌が繁殖しやすい梅雨の時期、特に気をつけるようにしましょう。実際、毎年、梅雨になると症状が悪化していた方が、バスマットをこまめに洗うようにしただけで、症状の悪化が防げた、という例もあります。感染症の対策として、意識するようにしましょう。