アトピー治療ならあとぴナビホームケアナビ > ちょっとした 工夫で解決夏のアトピー分かっていたようで分かっていなかったケア方法

ちょっとした 工夫で解決夏のアトピー分かっていたようで分かっていなかったケア方法

ユーザー2


  • ピュアサージオイルで ジュクジュク症状はひいたものの、 乾燥したまま改善しません
  • Aさんは、気温が高くなって汗をかくようになってから、首と腕にジュクジュクした炎症 が出始めました。  
    そこで、ピュアサージオイルを使用。  ダメージ肌には良いオイルと聞いていたので、ジュクジュクした部位と、その周辺の乾燥 して赤みや掻き傷がみられる部位のケアとして使用していました。  
    保水は箱根の源泉を使い、その上から、サージオイルを塗って終わり、というケアでした。  ジュクジュクした炎症の部位は、2週間ほどしたら周辺の部位と同じような乾いた状態ま で落ち着いたのですが、その乾燥した状態がなかなか改善しない状況でした。

  • ピュアサージオイルは、再生を促す働きがあり、ジュ クジュクした炎症部位の修復には適したオイルで す。一方、保湿力を高める働きはあまり強くなく、乾燥 部位のケアにはあまり向いていません。 ジュクジュクが落ち着きはじめているので、最後の仕上げ にAPクリーム+SDなどで保湿を強化してみましょう。
  • 箱根の源泉で保水、その後、ピュアサージオイルを ジュクジュクした部位のみに塗布、最後に、全体 的にAPクリーム+SDをしっかり塗布したところ、乾燥し た部位全体が1 週間程度で、赤みも掻き傷もほとんど目 立たない状態まで回復しました。
  • ● 解説
  • 掻き傷などがある場合、水分系のアイテムは浸みやすく、敬遠する方 も多いのですが、バリア機能の基本は角質層の水分保持の状態が大 きく関わります。 そこで、浸みづらい温泉を保水アイテムで使用、その後、ジュクジュク した部位はピュアサージオイル、乾燥した部位はAPクリーム+SDと 使い分けることで、皮膚の再生と乾燥対策が上手く行えた例です。 同じオイル系アイテムであっても、機能性が異なる場合、お肌の状態 にあったケアを選択することは大切です。


  • 定期的な運動を続けた成果か、 赤みや炎症が 減ってきました。 しかし再び、 かゆみが出てきました
  • Bさんは、生活習慣病やアト ピー性皮膚炎を回復させるため には、有酸素運動が最も効果が 高いと思い、毎日1時間のウォー キングやジョギングを行っていま した。実際、体を動かし始めて から赤みや炎症が減ってきまし た。  
    しかし、仕事もあるため、ま とまって運動する時間をとれず、 習慣化できずに悩んでいて、気 温が高くなった頃には、ストレス のせいか夜も眠りづらくなって、 再び赤みや炎症、痒みが出てき ました。

  • まず、運動をする「目的」がどこにあるのか を明確にしましょう。 Cさんの場合、「有酸素運動」にこだわっていま すが、有酸素運動でしか得られない効果が、ア トピー性皮膚炎の症状に大きく関わるエビデンス はありません。しかし、運動がアトピー性皮膚炎 の症状に好影響を与えるエビデンスはあります。 「毎日1 時間行う」という義務感がストレスに繋 がっている部分もあるようなので、まずは、「1 時間」という時間の制限を取り払ってみてはど うでしょうか?
    また、脂肪燃焼効果を運動から直接的に引き だす意味では有酸素運動は効果的ですが、代 謝や皮膚の再生に関わる成長ホルモンの分泌を 活性化させる目的として行う運動であれば、ス ロートレーニングのような筋トレの方が効果的 です。また、筋トレの場合、室内で行えること、 時間も比較的短時間で済むこと(10 ~ 20 分程 度)など、利点も多くあります。 よって、行う運動の「内容」は、その時々の状 態に合わせて、また、他の生活との兼ね合い の中で「ベター」な選択肢(必ずしも「ベスト」 である必要ない、という意味合いで)を選ぶと、 ストレスもかかりづらくなるでしょう。
  • 毎日行おうと思っていた運動を、有酸 素運動メインから筋トレをメインに変 更したところ、テレビを見ながらなど、「なが ら運動」で手軽にできることもあって、スト レスはずいぶん減りました。 また、筋力がつくことで体力もつき、 症状の方も、赤みや痒みはなくなって、落ち 着いた状況で過ごせています。
  • ● 解説
  • 有酸素運動には有酸素運動の良さがありますが、 その「良さ」は、全てのアトピー性皮膚炎の方に「必 ず必要」ということではありません。アトピー性 皮膚炎の場合、運動によりもたらされる主な利点 は、「代謝を上げる」「スキンケアにつながる汗を かく」という部分です。それらの利点は、有酸素 運動以外の運動でも十分に得ることができます。 意識するとするならば、運動はやはり「継続」し ていくことが大切です。毎日、義務感で行うよう になってしまうと、どうしてもストレスを生むこと もあるでしょう。ある程度、「楽しむ」要因もそこ には求めていくことが大切です。
    また、注意点としては、運動によってかいた汗の 対処はしっかり行うように気をつけてください。 特に暑い時期、かいた汗を放置することは感染症 など、他の悪化要因をまねくことがありますので 気をつけましょう。





アトピー性皮膚炎総合情報サイト「あとぴナビ」ではアトピー性皮膚炎に関しての情報を広く、深く、ユーザー様に知ってもらうため様々なコンテンツをご用意しております。コンテンツの中にはユーザー様から体験情報等提供していただいておりますコンテンツも含まれる為、無料会員制度をとらせていただいております。
すべてのサービス・コンテンツを無料で提供しております。
会員登録がお済みでない場合は以下のボタンからご登録ください。



あとぴナビのすべてのコンテンツをご利用される場合には無料会員登録が必要です
login
知識ナビ ケアナビ 医療ナビ 乳幼児ナビ 体験ナビ スペシャルナビ
あとぴナビインフォメーション アトピーQ&A あとぴナビブログ あとぴナビモバイル facebook