気象庁3カ月予報からわかる上手なアトピーケア |
- 昨年末の3カ月予報では、今年の冬は暖冬との予報もありましたが、1月の時点での3カ月予報によると、気温が高くなる確率は40%で例年並みか例年より寒くなる予想になっています。
気温が上がらないと、大気の乾燥状態も続くことになり、乾燥対策はしっかりと行う必要があります。
特に、これから春を迎える準備をしっかり行っていないと、花粉症など他のアレルギー要因も加わることで、例年、アトピー性皮膚炎の方がもっとも症状が悪化しやすい春先に状態を落とすことになりかねません。
角質層のケアの基本である「保水」「保湿」はしっかり行って欲しいと思いますが、同時に、「保護」の対策も意識的に行うようにしましょう。
- アトピー性皮膚炎の原因は主に、「皮膚機能の異常状態」と「免疫機能の異常状態」の二つの機能が関わって生じるとされています。
この中で、皮膚機能の異常とは、主に角質層の乾燥状態と、バリア機能の低下を指します。こうした異常状態が生じることで、アトピー性皮膚炎が発症したり、あるいは症状の悪化を招くことがあります。