私のアトピー冬対策 |
一度アトピーを克服しても、体に負荷が掛かり過ぎれば、体調は落ちてしまいます。ここに紹介する栗原たお一人です。
栗原さんの場合は、仕事による多忙、そして、東日本大震災の被トピー症状がぶり返していたのです。
特に冬への季節の変わり目、10月・11月頃に体調の悪化を感じることが多いのだそう。
「私の場合、寒暖差によってホルモンバランスが乱れるようなんです。一度寒さに慣れてしまえば落ち着いてくるので、冬の始まりのこの時季をどう過ごせば上手く乗り越えることができるか、その方法を見つけるのが課題でした」
栗原さんの方法の模索と実践は、まさに今回の企画テーマにピッタリ!だったのです。
「冬の始まりに乾燥を感じると、顔や手がカサカサし出します。腰に冷えを感じるようになると腰辺りにかゆみが生じていました」
毎年繰り返した冬症状、特に腰冷えをどうにかしたくて採り入れたのは、シンプルにまず「湯たんぽ」でした。腰のみならず、全身の冷え対策にしています。
「寝るときだけでなく昼間も、本を読んだりパソコン作業をする際にも湯たんぽを使います。足に当てたりもしますね。湯たんぽはホームセンターやドラッグストアで売っている大きいタイプのものを使っています。湯たんぽだけでなく、温かいお水を入れたペットボトルで手を温めたりもしています。ペットボトルだと楽に持ち運べていいですね。それと、屋内でも指先部分のない手袋を使用しています。手があったかいし、パソコンをするときにも指が自由に動いて重宝するんですよ」
対策その2は「ウォーキング」。
「風がない日を選んで、冬は陽が落ちる前の15時〜16時くらいに行っています。1時間くらい歩きますね。心地いいと感じる程度のテンポで。ゆるゆるなんです(笑)。蓮の田んぼが広がっているところがあって、その景色を見に行くのが好きなんです。私は絵を描くので、絵の構想を考えたりしながら歩いています」
ウォーキングとともに季節を問わず続けているものは「湯治」。朝と夜2回のリラックスタイム。
「いろいろな考え事をする時間にしていますね。以前は音楽を聴いていましたが、最近は主にゆっくり過ごす、大好きな時間にしています」
そして、対策その3は「温かいほうじ茶を常に飲み、肌のうるおいのためにこまめな水分補給を心がける」というもの。体を冷やさない工夫にもなります。
対策の最後の一つは「スキンケア」です。お風呂上がりにまずローションマスク用のシートを「箱根の源泉」でひたひたにしてパック。こうして源泉を化粧水代わりに肌にしみこませてからトロッとしたテクスチャーの「APローション」でさらにうるおいをチャージ。最後に「APクリーム」でフタをして保湿完了です。積極的にうるおわせるスキンケアは、栗原さんの冬対策に欠かせないものとなっています。
「去年の冬はこれらを実践して調子を落とさずにいられました。11月を快適に過ごせ、1月2月の厳寒期も乗り越えられました」
対策をがんばるといっても、無理をし過ぎるとかえってよくないことも体で知っているのだそう。無理なく続けられる、自分に心地いいと感じる対策をいくつも編み出して、それを楽しむように実践した栗原さんです。
さらに、「特に冬対策ではないんですが、肌づくりにはサプリメントにも効果を感じています」とも教えてくれました。
「『海のめぐみプラセンタ』が一番気に入っています。首に傷が多かった頃これを飲み始めて1カ月で効果が見えてきたのはうれしかったですね。体の中から美容成分を補っていると実感できます。それと、『ピュアセラミド』も続けています。飲み続けてもういらないかな〜と止めてしまったら肌調子が少しよくなくなって、やっぱり美容のためにも続けようと思いました」
- みなさんも、栗原さん流冬対策を真似して、たとえば湯たんぽを抱えながらデスクワーク、なんていかがでしょうか。