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最新・保存版 アトピーの治し方マニュアル

  • 毎日の生活習慣として、皮膚に最も影響を与えているのが入浴。適切な入浴に よるアトピー治療は、肌への効果的なスキンケアとともに自然治癒力を高めて 体全体を治す根治療法。体を温めて血流、新陳代謝を促進し、内分泌や自律神 経に働きかけることで正常な免疫バランスを取り戻します。
  • 日々の適切な入浴は肌にとって大切なこと

  • 肌の状態が悪化したときや、暑さや寒さの厳 しくなる季節などは、ついお風呂が億劫になっ てしまうもの。でも定期的な入浴は、肌のバリ ア機能を高めるためにも大切です。
    肌の汚れは症状悪化の原因になりますが、適 切な入浴を行うと肌に刺激を与えることなく汚 れを取ることができます。これは本来「水」が 持つ界面活性力によるもので、この界面活性力 に関しては温泉が最良とされています。また、 皮膚の表面には角層と言われるバリア膜があっ て、水分の蒸発を防いでいます。角層は角質細 胞が折り重なるようになっていて、常に新しい 角質細胞が生まれ、一番外側の古い細胞はアカ となってはがれ落ちます。入浴には、角層の皮 下血流を促進することで肌の新陳代謝を促進 し、正常な角質細胞のターンオーバーを取り戻 す働きがあります。

    入浴のもう一つの大きなメリットは、肌がき れいな状態で無理なく汗がかけること。汗に は、皮脂腺から出る皮脂と混ざり合って皮脂膜 を作る役割があり、この弱酸性の皮脂膜こそ が、雑菌から肌を守ってくれています。さら に、汗に含まれる抗菌ペプチドのダームジーン にも、殺菌から肌を守る効果があります。適切 な入浴は、アトピーのスムーズな回復につなが る感染症対策でもあるのです。

  • 自然治癒力を活性化し免疫力を高める温泉入浴

  • 温泉に入浴すれば、入浴効果はさらに高まり ます。温泉に含まれる化学成分は、イオン化し て皮膚や体内に直接働きかけて肌のバリア機能 を高め、体内では内分泌系や自律神経に働きか けます。

    体が温まり、リラックスし、さらに温泉の含 有成分が作用することによって、体全体をバラ ンスのとれた健康な状態に戻す働き(例えば、 血圧が高すぎれば血圧を下げ、血圧が低すぎれ ば血圧を上げるといった働き)が生まれます。 この働きを体の「恒常性(ホメオスタシス)」 といい、体の内分泌系や自律神経に深く働き かけて免疫力を高め、バランスをくずし低下 した体の機能を元に戻してくれます。温泉に は、この恒常性に働きかける作用があり、こ の作用を非特異的変調作用と言います。
    温泉湯治によりアトピー性皮膚炎を克服 できた方は、この温泉特有の作用である非特 異的変調作用の恩恵が最も大きいと考えられ ます

  • 肌にしみるのは水質の問題が大きい

  • アトピー性皮膚炎の方から「肌にしみて、入 浴後乾燥しやすいから、お風呂は苦手」という 声をよく聞きます。これは、お風呂の水質と湯の温度に大きな問題があるためです。
    通常の入浴では水道水を使いますが、水道 水に含まれる塩素には、皮膚の水分を保つた んぱく質(セラミド等)を分解する働きがあ り、むしろ皮膚の乾燥を招くことに繋がって います。また、水道水は生活用水として利用 できるよう浄水されていますが、河川自体の 汚染が進んでいる現状では、どうしても、処理 しきれない化学物質が残っています。これらの 化学物質の影響も見過ごすことはできません。

    さらに、水道水の水質では、湯の温度を40 度以上にしないと体がなかなか温まりません。 湯の温度が高いと、体はかえって熱を受けま いとして芯から温まりにくくなります。肌へ の負担は大きく、入浴後も乾燥しやすくなり ます。 ます


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