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スキンケア、睡眠で 肌状態をキープ

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  • 安藤七海さん(19 歳)
  • 安藤七海さんがアトピー克服のために自宅温泉湯治に励んでいたのは主に2002年から2003年にかけてのことでした。それは彼女がまだ保育園に通っていたころのできごと。あれから10数年たって、七海さんはどんな"今"をお過ごしなのでしょう。肌の状態は?そして近況は?アトピーとの闘いが、心に体にもたらしたものも含めてお話を伺いました。

  • 現在、安藤七海さんは保育学科に通う短大1 年生。4年生大学と違って時間に余裕がない短大はシラバスもタイト。休みが少なく遊ぶ時間などない毎日だそうですが、
    「とても充実しています。学校で友達と過ごす時間も楽しいですし、授業で子どもについて学ぶのもとてもおもしろいです」
    家ではピアノの課題曲の練習をはじめ、他にも課題に追われる毎日。
    「大変なんですぅ」という声も実は弾み、その大変ささえも楽しんでいる様子がうかがえます。
    短めの夏休みは、10月の文化祭で発表する創作ダンスの練習に明け暮れ、その合間にアルバイトもこなし、毎日がめまぐるしく回っていきます。
    活気に満ちた今は、七海さんの夢・「保育士になる日」にまっすぐ、そして力強くつながっているようです。



  • ◆◆◆ アトピーとの闘いは幼少期つらい思いはもう忘れた
  • 七海さんが生まれてすぐのころ、顔に水ぶくれのようなものができて、それに対する塗り薬としてステロイドが出されたそうです。それは生後わずか5日目のこと。
    そこからステロイド歴が始まる七海さんでしたが、お母さまは多用するほどには薬を使わず、でも、消せない肌荒れとかゆみを持ったまま、七海さんは1歳、そして2歳へと育っていきます。
    「あとぴナビ」と出合ったのは2002年11月。七海さんが保育園に通っていたころでした。活水器を設置し、それを通した質の高い水に濃縮温泉を混ぜて体を温め続ける毎日が始まりました。ほどなくして訪れた離脱症状。小さなブツブツが顔一面に広がり、肌はゴワゴワで腫れぼったくなっていきました。


    「かゆいよ〜」と大声で泣きながらも湯船から出ないで湯治を頑張る七海さんの姿に胸を熱くするお母さまは、肌の状態、七海さんの様子をつぶさに担当・山田修平相談員に伝え、やりとりを重ねながら安心とアドバイスを得ていました。
    中には不安やつらさを訴えるメールもありましたがそれは当然のこと。相談員には本音で胸中を明かさないと、得たい情報にストレートにたどり着けませんし、不安も払しょくでき
    ないままですものね。
    状態に合わせたスキンケアも相談員のアドバイスに従い行っていきます。きっとよくなる日がくることを信じ、七海さんを励ましながら湯治とスキンケアを重ねる毎日 でした。
    つらい状態は3カ月ほど続きました。その 離脱期を乗り越え、グッとよくなったかと思えばまた状態を落とすといった波も経験し、保育園の卒園式を迎えるころにはほぼ体調も安定。そして保育園から小学校に入るころになると夜はよく眠り、それに伴い肌は日に日に健やかになっていきました。
    もう大丈夫。離脱を乗り切った大きな確信を得て、アトピーとの闘いは一区切りを迎えました。七海さん7歳。ピアノの発表会や学校のお祭りでのダンスの披露と、楽しいことに次々に挑戦しています。もうアトピーに悩む時間は七海さんの中からすっかり消えていたのです。
    「小さいときに治せて本当によかったと思っています。痛さやつらさを覚えていないのはうれしいことですし、幼かったから、周りの目を気にせずに済んだのも今思えば楽なことですよね」




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