アトピー克服体験記 |
- 兵庫県宮本陽菜さん(19 歳)
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夢はミュージカル女優。現在19歳、子どもの頃に決めた夢の実現に向けて、ぶれずにまっすぐ宮本陽菜さんは力強く歩み続けています。
演劇科のある高校で芝居をみっちり習い、高校卒業後の現在はダンスの専門学校で、バレエ、ストリート、ジャズなど、あらゆるジャンルのダンス取をプロフェッショナルに踊れるように猛特訓の日々。幅広く活躍できる演劇人を目指し、熱量をもって学んでいる最中です。学校が終わってからさらにバレエや歌の教室に通い、帰宅が22時を回ることも。そんな日々が決して少なくないそうです。
「もうずっと何年もこういう忙しさですがとても充実しています」
つらいことを聞き出そうとしても、「う~ん、嫌になるようなことは何もなくて、この忙しさが楽しくてたまらないんです」とのお答え。
具体的な夢をエネルギー源にして、輝きながら今を生きている、そんな陽菜さんにお話をうかがいました。
- 腕が ジュクジュクしていたその記憶を持ち続けて
- 生後3カ月で乳児湿疹を発症。ステロイドではなくあとぴナビメソッドの入浴法をこなし、3歳の頃には症状をかなり退かせることができていた陽菜さん。
ジュクジュクな状態に陥ることはその先はなかったそうですが、肌の乾燥は残り、小学校の健康診断では「アトピー」との通知をもらうこともあったようです。そんな結果はまったく気にせず、病院でアトピーを診てもらうことは一度もないまま、子どものうちにアトピーを克服しています。
しかし陽菜さん自身、今でも乾燥肌の自覚を持つようにしているのだとか。「保湿を常に心がけています」。
ダンス、ダンス、ダンスで汗だくの毎日ですが、学校には「プルルジェル」を常に携帯し、休憩時間には汗をさっと水で流し、ジェルで保湿。自分の肌が乾燥しやすいことを決して忘れず、ケアを怠りません。
「子どもの頃に腕がジュクジュクになっていたことを思い出すことが実はあるんです。なので、またそうならないようにしています。汗が溜まればかゆくなるからきちんと拭いて、でも、肌を傷つけるほどにこすり過ぎないことにも気を付けています。お風呂上がりもすぐにスキンケアをして、こうしてずっと良好な肌を保っています」自分の肌を知って、油断をしない。どうすれば快調でいられるかを研究して、自分を守る。陽菜さんはとてもしっかりしています。