アトピー克服体験記 |
- 鈴木 茂之くん(17歳)
大阪府にお住まいの鈴木茂之さんは、 炎症・湿疹・アレルギーといった症状とは無縁に高校生活を謳歌していました。 ある日突然、身に降りかかってきたアトピーに、ほんの少しだけすり込んだ薬物。 症状的にも薬の使用量からも、 この程度なら楽に湯治で切りぬけられると思っていた茂之さんに、 実際に訪れた離脱症状は意外にも……。 受験期と重なったアトピーとの闘いにもご注目ください。 |
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鈴木 茂之くん(17歳) | |
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胸、首、眉毛、こめかみ辺りがザラつき赤みを帯びている。炎症が本格化していないだけだが、薬の量 から見て、ひどくはならないだろうと思っていた。
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- 「鈴木くんの将来が始まるのはこれから。今、治しておいて本当に正解でしたね」。山田隆先生の温和な笑顔に包まれて、鈴木茂之さんとお母さんの牧子さんは、もう安心という表情をお見せになります。
「病気って必ずしも悪いものではありません。立ち直れる病になって、努力を経て克服することは、とても意味があることです。よく頑張りましたね」との言葉 とともに、自宅温泉湯治修了証書を手渡す山田先生。「ありがとうございます」と深々と頭を下げた茂之さんは、証書を手に、人生全般に対する自信を深められ たように見えました。