アトピー克服体験記 |
- 東京都:金崎良太くん(12歳)
1992年5月31日生まれ。 1歳児健診でアトピーと診断され、通院を開始。広範囲の食物アレルギーもあった。SOD(活性酸素除去食品)、クロレラ、除去食なども試みるが改善せず、 1997年3月にオムバス式源泉入浴法をスタート。アトピーは3年ほどで消退し、通常の入浴習慣に移行したが、その後は寒冷じんましんとアナフィラキシー の経過を観た。2004年10月の取材時点で小学6年生。 |
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苦い薬を我慢して飲み、みんなと違うお弁当を食べ、知らない人からジロジロ見られ、お母さんに怒られながらお風呂に入り....。 さまざまな思いを重ねアトピーと闘ってきた金崎良太くん。その長い努力が、小学校卒業前に実を結びました。と同時に、平坦ではなかった成長のプロセスは、最後まであきらめない心を育んだようです。 |
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東京都 金崎良太くん(12歳) |
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- 「アトピーのためにいろんなことをやったなぁと思いますね。7年て聞くと長いですけど、過ぎてしまえば意外とあっという間でした。ひどかったのはだいぶ前のことなので、忘れてることも多いです」
肩の荷を下ろしたような安堵の表情を見せるのは、金崎康子さん。良大くんのお母様です。初めてオムバスを訪ねたとき、4歳児だった良大くんはいま小学6 年生(2004年10月現在)。ゲームと推理小説が大好きな男の子に成長しています。
「世間は冷たいというか、『本当にそんなので治るの?』『そんなことやってないでお医者さんに行ったほうがいいんじゃない?』なんて言われてましたね。これで治すんだと思ってはいても、気持ちが揺れることもありました」
感慨深そうに思い出しながら、康子さんの頬に浮かぶのは勝利の笑みでしょうか。
「自然治癒力で克服するということがわかったのは本当に良かったです。もしオムバスさんを知らなければ、今だに病院に通って、お医者さんに治してもらう という受身の姿勢でいたと思いますから」(以下の「」は康子さんの発言です)