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アトピー克服体験記

ユーザー1
  • U.Kさん

調子を落とすたびに九州ホスメックリカバリーセンター(HRC)に駈け込んで、そこを「自分の居場所」としていたU.Kさん。帰った途端からまた行きたくなった、恋しいほどの HRC でしたが、アトピーの症状が消えていくと、徐々に、もう自分が来るべき場所で はないかもと、違和感を覚えていくようになったとか。アトピー、そのつらさ、HRC、 オムバスの相談員、仕事、運動、趣味etc.。いろいろなものごと、思い、人、場所と の出会いを経てアトピーと決別できたU.Kさんの闘いの記録には、みなさんへの克服のヒ ントがきっとぎっしり詰まっています。

生後2 カ月で乳児湿疹に。物心ついたときからアトピー で、中学以降にステロイドを常用し始め、10 年以上使 用。92 年、自宅温泉湯治に出会うも、適当なところで 止めてしまう。2007 年、アトピーが再発。アクアゲイ ンを設置して本格的に温泉湯治治療に取り組む。HRC も上手く利用し、約2 年で克服へ。
U.Kさん
  • 「3日に一度は切らないといられないほ どに短くしていた爪を、気づいたら1週 間以上ほったらかしにしていたとき」  
    かゆみがなくなっていたことに気づい たきっかけは?の質問に、U.Kさん はそう返答をくれました。  
    自分の爪の長さにかゆみのなさを知 る--。今はおしゃれなパーツとしてき れいにネイルを整えるほど。そのゆとり のひとときに、本当にアトピーが過去の ものになった喜びをかみしめているので しょう。  
    U.Kさんは、ご自身のことを「私は、 古い会員さんだから」と表現します。そ の実、湯治開始は92年と、もう20年近く も前のことでした。そのときは1年半ほ ど湯治をして、「きれいになったので、も うこんなもんでいいだろう」といったと ころで自己判断で終了。そこからオムバ スとの関係も尻切れトンボになったまま で何年も過ごしています。すっきりしな い症状を抱えながら。  
    しかし、うんと後になってアトピーが 大爆発! どうしようもなくなって、「今 度はきちんと最後まで治そう」と、再び オムバスにコンタクトを取ることになった “古い会員さん”なのです。
  • アクティブな仕事からデスクワークへ
  • U.Kさんは生後すぐに乳児湿疹を発 症。そこからアトピーへと移行しています。  
    「小学1年生の頃、男の子にアトピーで いじめられましたが、私、ちゃんと“仕 返し”する子だったので(笑)、いじめは 止まりました」  
    症状は主に「手」に出ていました。か ゆみと肥厚は幼い頃からずっと手にあっ たそう。夏になると、首や肘内、膝裏も かゆくなっていたようで、ステロイドを 常用するようになったのは中学以降。「10 年以上は使ったと思います」。  
    他にも、オゾン、クロレラ、強酸性水 などを次々試し、高校生の頃には「自分 の菌を培養してワクチンを作り、それを 自分で注射する」という大学病院の実験 にも参加。しかし、どれも治癒にはつな がっていかなかったようでした。  
    これからもこの症状を抱えたまま過ご していかなきゃならないのか…と思ってい た24歳のとき、オムバスの自宅温泉湯治 に出会っています。「これで治せるかも!」 と灯った希望、離脱を迎える恐怖、期待 と不安を混在させて湯治生活が始まりま した。92年のことです。  
    続けること1年半。みるみるきれいに なっていったものの、期待していた離脱は、 なぜかやってきませんでした。今、思え ばまだ完治する過程だったのです。  
    「離脱がこなかったのは拍子抜けでし た。でもこの湯治によって、手の甲に汗 をかけるようになったんです。そんなこ とは生涯初めてで、それだけで感動して、 もうこれで十分だと思ったんです」  
    ここで一旦湯治終了。自分で決めた終 わりでした。オムバスとの関係も立ち消 えになり、その後はどこかすっきりしな いまま、アトピーを抱えたままで、よかっ たり悪かったりを繰り返しながら過ごす ことに。  
    「かゆくて、1本だけステロイドに戻っ たことも実はあるんです」  U.Kさんは、大汗をかいて動き回る配 達業を仕事に選び、アクティブに動き回 りました。「夏はシャツから塩を噴くほ ど」の運動量。それがよかったのでしょう。大きく調子を崩すほどにはいたりませんでした。  
    しかし、2007年に転職。理不尽な 苦情もぶつけられるコールセンターの勤 務で、ストレスフルな毎日に突入してい きました。しかも、真夏でも寒いほどに 冷房が効いた部屋でのデスクワーク。そ の仕事を約1年続けた頃、体内にくすぶっ ていたアトピーが徐々に騒ぎ始めました。  
    「2008年の春になって、まず、お化 粧ができなくなりました。それまで『か ゆい』はあっても『痛い』はなかったのに、 職場の空気が乾燥しているせいか、肌が 痛いということを初めて経験しました」  
    フルタイムでバリバリこなしていた仕 事も、半日しか持たなくなり、とうとう 夏にアトピーが爆発。顔はむくんで真っ赤に!  
    「汁が皮膚を破って出てきた感じ。上半 身全体ですね。肌に穴を開けちゃうよう にして汁が噴き出てきました。夜はまっ たく眠れなくなりました」  
    アトピーが爆発した日は7月11日。圭 子さんはその日を「ナナイチイチ」と呼 んで覚えています。その日以来、仰向け で眠ることができなくなってしまったの です。




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