アトピー克服後のNew Life/My Work |
- 宮本 陽菜さん(13歳)
- 幼い頃、自宅温泉湯治(と うじ) を続けてくれたお母さんのおかげでアトピー を克服できた宮本陽菜さん。今も元気で過ごせているか、陽菜さん の現在の様子を探りに、ご自宅へお邪魔することに。かつて語ってく れていた「大きくなったらミュージカル女優になる!」という夢に向 かって、なんと! すでに本格的に歩み始めている、そんな頼もし い現在の陽菜さんの姿がありました。
- 「あとぴナビ」2008 年10月号 のアトピー克服体験記に登場してく れた宮本陽菜さん。当時10歳、子ど も子どもした愛くるしい"陽菜ちゃ ん"でしたが、もう中学生。グンと 背も伸び、お姉さんっぽくなってい ます。 「背は最近急に伸びたんですよ」 とお母さま・信世さん。中学に入っ て部活動でバスケットを始めたそう で、さらなる健康体を作り上げて いく日々、今はまさにそんな感じで す。強そうな美しい肌がイキイキと 輝く、礼儀正しいお嬢さんです。
- 「活水器」の導入から健康的な肌に変わってきた!
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陽菜さんがアトピーに苦しんでい
たのは主に赤ちゃんの頃から幼少期
まで。ステロイドは一切使わず、自
宅温泉湯治でアトピーを克服してい
ます。湯治に励んでいたのは赤ちゃ
んから3歳になるまでの間のことで
した。
小学校に上がった頃には肘の内側
がカサつく程度にまでよくなってい
たのですが、学校の健康診断の結果
は「アトピー」。病院に行くように
指示されていたそうです。
「あ〜、いつものことやとまった く気にしていなかったですね(笑)」 と信世さんはおっしゃいます。
宮本家は、お父さま・満さんがア トピーと長年闘ってきた方。ステロ イドの長期使用で難治化した経験が あったので、ここまでよくなった陽 菜ちゃんをまさかそこから病院へ連 れて行く、そんな発想は微塵もあり ませんでした。
パパのためと、あともうちょっと のところまで来た陽菜ちゃんのた め、そしてお兄ちゃん・お姉ちゃん も含め家族全員の健康のために、宮 本家に「活水器」が設置されたのは、 陽菜ちゃんが小学1年生になってい た2004年の12月のことでした。
「アトピーでかゆいとかつらいと か、全然覚えていません」と、そ の頃のアトピーの状態を聞いても ご本人にはアトピーの記憶がない そう。信世さんが記憶を辿ります。 「まだ確かにカサつきはありました ね。冬の乾燥で体調を落として、 そこから春先は、花粉の影響なの か何なのか、毎年肌調子が悪くな るんですよ」。 しかし、活水器を導入した冬か らは、健康的な肌に変わっていく のがわかったとおっしゃる信世さ ん。
「乾燥がいつもの冬よりひどくな くなったんですよ。それまでは冬は お風呂上りにはクリームを塗ってや らないとかゆがっていたんですが、 付けた年の冬からは徐々に塗らなく てもよくなっていきました。
成長もあって、大きくなるにつれ て肌が改善されていたのと、付けた タイミングがよかったのかなという 感じ。皮膚状態がどんどんよくなり ましたね」
活水器導入時、陽菜さんよりも深 刻な肌状態を抱えていた満さんです が、「活水器を付けてからは、お風 呂上りのカサつき方がだいぶ違うと いうか、落ち着いた気がしました」 とおっしゃいます。
「そうそう、主人に『お湯、どう?』 と聞いたら『なめらかな感じがする と確か言っていましたね。掻くと傷 になってお湯がしみていたけれど、 しみなくなってきたとも言っていた と思います」(信世さん)
付けた当初はお湯の違いがよくわ かったはずなんだけれ ど、今は付けてからも う長く経ち、このよさ が普通になってしまっ た。だから具体的に当 時の感激を伝えにくい かも…と、記憶を掘り 起こそうとしてくださ るご家族。
「あっ、あのねぇ、宝 塚にスーパー銭湯が あってそこに家族でよ く行くんですが、〝源 泉かけ流し〞って書い てあるけれど、私、そ の温泉のお風呂上りは、 うちのお風呂よりも乾 燥する気がするんです よ、顔とか。あと、旅 行などに出たら、ホテ ルのシャワーで髪を洗うと髪がきし みます。でも自宅のお風呂ではそ れは全然ないんですよね」と信世さ ん。家にいるだけでは気づかないけ れど、よそに行くとわが家のお風呂 のよさがわかる、そんなお母さんの お話にお父さんも陽菜さんもうんう んと頷きます。
陽菜さんは、湯治する機会が最近 はぐんと少なくなってしまっているのだとか。「部活帰りの汗を流すの がお風呂の主な目的」になっている ようです。
ゆったり湯治がなかなかできない のも、それもそのはず。部活が終 わってからバレエや歌といった習い 事や、さらに塾も待っていて、時間 の捻出が難しい、超多忙な中学生な のです。