アトピー克服体験記 |
- 原 悠馬くん(2 歳11カ月)
インターネットで「アトピー」のことを調べたら、情報が溢れ返っている---。悠馬く んのお母さん・早苗さんは、「ネットの中で迷子になっていた」とおっしゃいます。オム バスに出会ってからは、相談員の言葉と悠馬くんの内なる力だけを信じ、約2年間でア トピーを克服。渦中にあってはその1分1 秒が、つらくて苦しい時間だったよう。それ を積み重ねての2年間は、とてつもなく長い、原家の一時代になりました。乗り越えて つかんだ今の普通の毎日は、輝きに満ちた幸せの時間の連続なのです。 生後5 カ月で見せたかすかな肌荒れにステロイドを たっぷり塗って対応。薬使用を1カ月半続け、薬を断つ と全身に激しいアトピーが噴き出した。乾燥させてアト ピーを枯らすという泉質の和歌山の温泉で何度か湯治 をするも、正しい治し方を求めてオムバスに出会う。 |
双方のご実家のご両親も誰一人湯治という手法に反対することなくむ しろ協力的にバックアップしてくれたとのこと。「反対した人はドクターく らい(笑)」(早苗さん)。周囲の人たちのやさしさと理解・協力に、“感謝” してもしたりないくらいだとおっしゃるご夫妻です。 |
原 悠馬くん(2 歳11カ月) | |
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「これをつけたら治るよ、これを塗っ
たら治るよ」って、私、アトピーってそうやって"モノに頼って治す"もん
やと思っていたんです。だから、水とかクリームとか買いまくっていた時期
があって、オムバスもそんな時期に知りました。「アトピー」で検索したら、
オムバスがヒットして、ここもアトピー用の商品を売るだけの会社だと初めは
思っていたので、ここの商品も一回使ってみようかな〜という感じでした」
最初、スキンケア商品を注文したときに活水器のパンフレットが同梱され
ていたことに、「ふ〜ん、オムバスって水道屋さんなんやって思いました。浄
水器を売るところっていいイメージがないし(笑)、その資料は捨てたんですよ」と、本音トークで語ってくださいます。
でも、そんなイメージだった日本オムバスが早苗さんに選ばれる会社になったのはどうしてなのでしょう? 「オムバスさんのサイトには、モノを売るだけではなくて「克服体験ナビ」があるんですよね。 悠馬と同じような症状を出している子がいっぱいいてる!と驚いて、その克服体験に見入ってしまって」。
パソコン画面からしばし離れられずに読みふけった小さな子どもの克服体験談。「体内を正していってア トピーを克服する」、そうしたオムバス発のメッセージの数々に「どういうこと?」と、早苗さんは、そこからアトピー の治し方を探っていくことになったのです。
- 溢れる情報の中で"迷子"になっていた
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パパ・ママともに白く澄んだ陶器のような美肌の持ち主。ですから、はじめてのお子さんが生まれて、
ほんの少し肌が荒れたことに必要以上に敏感になってしまったのでしょう。
「よだれ負け程度ですから放っておいて大丈夫」と一度は医師に言われたのに、「アトピーだったらかわいそう」と、 ステロイド剤をもらい、それを使い出したのは、悠馬くん生後7カ月の頃でした。
夏生まれの悠馬くんは初めての冬を迎え、乾燥で少し肌のカサつきも見せ始めます。ツルツルの肌に戻してあげようと今度は皮膚科へ。 「ステロイドはたっぷり塗りなさいとの指示でした。目のふちぎりぎりまで、口にも少しなら入っていいよとも言われました」(早苗さん)。 そうして美容液のようにたっぷりと1日2回ステロイドを塗るのを日課にしています。
薬を使って以降、血液検査をするとIgE の値も高く、どんどん本格的にアトピーになっていくかのような悠馬くん。 最初口の横のほんのかすかなよだれ負けだったのが、いつの間にか全身の肌はザラザラになっていきました。
薬って使いすぎると効かなくなる--、以前からご自身が体感としてそう気づいていたという早苗さん、 自分は薬がそう好きではないのにこの子にこんなに使っていいの?と迷う日々でもあったのだとか。
育児雑誌に「ステロイドは危険な薬だと言われるけれど、医師の指示を守って使えば大丈夫」との記事を見つけ、「ホンマなん?」と、 安心するやらますます疑問に思うやら。ネットでステロイドについて調べてみると賛否両論が渦巻いています。 「何を信じたらいいのかがまったく見えず、調べるほどに溢れる情報の中で迷子になっていきました」。
これだ!と思える情報に行き当たらないまま、薬を使い続けて1カ月半が過ぎようとした頃、早苗さんは、冒頭のようにオムバスのホームページを 見つけています。写真も実名も出ている生身の体験談「克服体験ナビ」を必死で読み、やっぱりステロイドはアカンかったんやと確信し、薬をやめ決心をしています。
「ステロイドは劇薬だとも聞いたので、だったら使わないほうがいいと僕も思いました」とおっしゃるパパ・拓也さん。
早苗さんのご両親にも相談したところ、お父さまは和歌山で皮膚病に効くと評判の温泉を見つけ、そこに話を聞きに行ってくれたのだそう。 「アトピーにステロイドは絶対つかったらアカン」とそこでも言われ、やっぱりそうかと薬をやめると、ザラついてはいたけれど 特にひどいというほどでもなかった肌が見る見る変化してきます。「どうしよう…」、絶句する状態に。
「顔だけでなく首とか全身、ブツブツになって、朝起きるのが怖かったです」。赤くなっている、湿疹が増えている、 日に日にひどくなっていく現実を見なければなりません。ついには汁も噴き出します。
何度か大阪から和歌山の温泉にも通ったそうですが、正しい温泉の入り方もわからないままで不安は募っていきました。
噴き出した体液が皮膚表面に固まってガビガビに。「主人が悠馬を抱いて洗面所の鏡に映しながら心配そうにしていた光景が今でも思い出されます」 (早苗さん)
熱も出てきた悠馬くん。例の克服体験ナビで情報を発信していたオムバスというところに早苗さんが相談のメールを送ると、
「すごく親切なメールが返ってきました。実家の両親にもオムバスのことを話すと、「九州へすぐに行け!」と言っ てくれて、その3日後には母とともにHRC(九州ホスメックリカバリーセンター)にいました」