アトピー克服体験記 |
- 大森 花ちゃん(3 歳)
花ちゃんの5歳上のお兄ちゃん・太郎くんが、自宅温泉湯治でアトピーを克服したのが3年前。そのときまだ赤ちゃんだった花ちゃんは、手首や足首にかゆみを残していたものの、もうあと一息でアトピーを追い出せそうなところまで回復していました。 アトピーはステロイド剤なしでキレイに治せる! 健康体に整えてあげることで肌も強くなる! 太郎くんと花ちゃん二人ともがそれを証明しています。 冷えが強く、肌は「紫色」の状態で誕生。生後2 日目ですでに顔にブツブツが出ていた。「自然治癒力」を信じ、ステロイドに限らず薬を用いずに強 い体を手に入れようと、生後すぐに自宅温泉湯治を開始。汁だらけ血だらけだったという最悪の期間は3カ月で乗り切った。 |
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大森 花ちゃん(3 歳) | |
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「かわいいなぁ、かわいいなぁ」。花ちゃんが大森家に誕生して、お兄ちゃんになった太郎くんは、天使のような妹をとてもとてもかわいがってきました。
アトピーを持って生まれてきた花ちゃん。黄色い汁と血で肌はガビガビ、ゴワゴワになっていても、うろこのように肌がめくれ上がった状態になって いても「花はかわいいね」と、たっぷりの愛情を、お兄ちゃんはじめご家族は注いできたのです。
その、温かいまなざしが花ちゃんを常に安心させていたのでしょう。そして、喜ばせていたのでしょう。痛々しくつらそうに見える肌でありながらも、「かわいい」の言葉に嬉しそうに満面の笑みを見せてきた花ちゃん。強烈なかゆみで常に不快感が体内に充満していたはずなのに、ニコニコよく笑うようになっていきました。
ずっと笑顔でいてくれたことに、大森家の“かあちゃん”光子さんもかなり救われたご様子です。花ちゃんが笑うから、みんなも笑う。笑顔のチカラ が広がって、大森家は明るく前向きなムードに満ちていました。幼くしてスマイルパワーを身に着けた花ちゃんなのです。
- 生まれたときは「紫の子」だった
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花ちゃんは、世に出た途端からかゆみとの闘いを始めなければなりませんでした。
「生まれた瞬間から顔に“ブツ”があったんですよ」と光子さん。「生後2日くらいの写真があるんですけど、もうそのときには顔に結構ブツブツが出ているんです」と。
出産時、助産婦さんに「ちょっと肌が他の赤ちゃんとは違うね」とも言われたそうですが、お兄ちゃん・太郎くんも激しいアトピーを持って生まれて来ています。*太郎君の克服レポートはコチラ
太郎くんを薬ではなくオムバスの自宅温泉湯治で治すことができた実績がありますから、花ちゃんがアトピー肌で生まれてきても光子さんがうろたえることはありませんでした。
そして、太郎くんも花ちゃんも、生まれたときは「紫(色)の子」だったそうです。それは「冷え」から。体が冷え切っていて、代謝が悪い状態から の人生のスタートです。
ブツブツ、冷え、ゴワついた肌などの状態を改善するため、花ちゃんは助産院から退院してすぐに湯治を始めています。湯治といっても生まれたての 赤ちゃんですから、「温泉入りのお湯での沐浴」を1日に1回だけ。
電話で鎌田相談員(九州ホスメックリカバリーセンター:以下、HRC)に相談をし、「アドバイスに従って、源泉4リットルをベビーバスに入れ、活水器を通したお湯で薄めて沐浴をするようにしました」