アトピー克服体験記 |
- 千葉県:星野京子さん(36歳)、星野陽菜乃(2歳)
星野京子さん 1968年4月19日生まれ。 子どもの頃にアレルギーの病歴はなく、20歳を過ぎて皮膚科通いが始まる。 きっかけは美容師の職業病ともいわれる手荒れ。 薬を塗りながら仕事を続けるうちに、症状は顔や体にも拡大。 薬物治療に限界を感じてオムバスへ。 星野陽菜乃ちゃん 2002年5月15生まれ。 生後3ヵ月で顔から始まった炎症が全身に広がり、生後6ヵ月からオムバス式入浴法をスタート。 2歳10カ月現在、アトピーだけでなく、卵白に対する食物アレルギーも克服してすくすく成長中。 |
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ママの京子さんは20歳を過ぎて発症した成人型のアトピー。 薬による治療に見切りをつけ、オムバス式入浴法を選んだのは8年前、独身時代のことです。 一方、長女の陽菜乃ちゃんは生後間もなく顔や体に炎症が出現。 体験者のママが選んだのはもちろんオムバス式でした。 成人型と乳幼児のアトピー。それぞれにどんな経過をたどられたのでしょうか。 |
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千葉県 星野京子さん(36歳) 星野陽菜乃(2歳) |
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- 「私のときは湯治を始めたら一旦は落ち着いたんです。でも、その後も何度かぶり返しがあって、なかなかスッキリとはいきませんでした。陽菜乃はステロイドを使わずに最初から湯治をやらせたので、スッと良くなりましたけど、私はかなり使ってましたから」
ちょっとため息混じりにご自分の腕をさする星野京子さん。3カ月前に出た炎症の名残で、腕にかさつきが残っているのです。かたわらで絵本に夢中の陽菜乃ちゃんは、ほっぺをピンクに上気させて健康そのもの。アトピーのかけらもないツルツルのお肌です。
「ただ、私も昔みたいに強いぶり返しがくることはないですし、放っておけばいつの間にか良くなってる感じ。それだけ治る力がついたんだと思います」
以前はぶり返しがくるとオムバスに連絡し、温泉を送ってもらっていたとか。今回は温泉なしで自然に良くなってきたということは、やはり自己治癒力が高まった証拠でしょう。
「お風呂に温泉を入れれば、もっと早く良くなるのはわかってますけど、この程度ならいいかなって。今は子育てが優先なので、自分のことは二の次になっちゃうんですね」