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皮膚から治して免疫を正常化 マンネンタケ抽出物



  • 監修 桑原正人 日本大学生物資源学部(PhD:博士)
    免疫学と免疫検査を応用し、アトピー・アレルギーの根本原因である免疫のアンバランスを段階的に調整していく「アトピーステップ療法」を開発。


  • アトピーの原因欠損遺伝子が特定され、治療も新しい展開が始まってきました。 ここで、ご紹介する「アトピーステップ療法」は、 アトピーの免疫の異常状態を3段階にてアプローチし、アトピーを根本から改善する新しい治療法。 患者さん一人ひとりの免疫状態を把握し、それぞれの段階に即した治療が可能です。 特に、ステップの第1段階では、マンネンタケ抽出物を中心とした植物素材のサプリメントで 効果が実証されており、副作用などのリスクを低く、行うことが可能です。 アトピーステップ療法のメリットと効果について、開発者の桑原先生にお話を伺いました。

  • アトピー性皮膚炎には、2つの大きな問題があります。 1つめはアレルギー体質という問題。アトピーを始めとするアレルギー疾患は、体の免疫機能がアンバランスな状態となっており、様々な刺激に対して過剰に反応してしまいます。 
    そしてもう1つは、最近発見されたフィラグリン遺伝子の欠損によって乾燥肌が生じ、様々な刺激に対して過剰に反応してしまうことです。 
    この2つの問題により、表皮のバリア機能低下、皮膚が弱体化(脆弱)、乾燥肌やかゆみが顕著となり、さらには二次的感染症にかかりやすい要因となっています。

  • アトピーステップ療法は、3つの検査ステップによってアンバランスな免疫機能を調整する治療法です。 
    最初に患者さんの皮膚バリア機能を把握し、段階に応じて体を調整していきます。ステップ1では、まずフィラグリン欠損とTGF-β過剰(ヘルパーT細胞Ⅲ型が関与する)によって弱った表皮のバリア機能を強化し、同時にヘルパーT細胞Ⅱ型の重しとなっているTGF-βを除き、皮膚のバリア機能を修復します。次のステップ2では、重しがなくなったヘルパーT細胞Ⅱ型(アトピー免疫学的根本原因)を調整、最後のステップ3では、落ち込んでいるヘルパーT細胞Ⅰ型(免疫の司令塔)を正常な働きに向かわせます。

  • 最初のステップでは、表皮のバリア機能を修復して、まず皮膚の状態を改善します。皮膚を治してからでないと、結局アトピーは治らないからです。また、軽症のアトピーの場合は、ステップ1だけで顕著な改善がみられたという治験結果が出ています。 
    アトピーステップ療法では、ステップごとに異なる免疫細胞に働きかけます。ステップ1では、Th3(Th3サイトカインであるTGF-β1を有するⅢ型ヘルパーT細胞)を抑制します。重症化アトピーほどTh3が高く、TGF-β(Th3細胞:Th3サイトカイン)に感作され、皮膚細胞をアポトーシス(自然死)させる働きがあることが分かりました。アトピー性皮膚炎のバリア機能低下には、TGF-βが関与していたのです。 
    ステップ1では、これらを抑制することによって、皮膚のバリア機能を回復させます。また、Th3を最初に抑制すると、次のステップでTh2(2型ヘルパーT細胞)とTh1(1型ヘルパーT細胞)のバランスがとりやすくなります。つまり、アレルギー体質改善のために、まずはバリア機能という鎧よろいで肌を覆うイメージです。 
    ステップ1で使われるサプリメントは、特殊な栽培方法で育成したマンネンタケ抽出エキス(Kuwabara株:特許)と有機イオウ(必須ミネラル)を原料としています。このマンネンタケ抽出エキスには、TGF-βおよびTh3細胞(生体反応)を顕著に抑制する働きがあり、体に取り込まれやすい有機イオウと併せて摂取することで、相乗効果により皮膚の改善効果が期待されています。


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