アクアゲインで自宅温泉湯治 |
- 「こんなに調子がよくなって、初めて迎える夏なんですよ」と、齊藤瑚太郎くんがこの夏を無事に乗り越えられるかを、
心配よりもむしろ楽しみで待っているのはお母さま・好子さんです。
5歳の夏にドッと噴き出した瑚太郎くんのアトピーを湯治で克服しようと、活水器による湯治を重ねて1年半。今は、首と股の 辺りにほんの少しのかゆみを残す程度となりました。克服までもうあと少し。齊藤家では活水器が大活躍です。
- ■ 年中とびひに悩まされていた
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瑚太郎くんは、生まれて半年くらいの頃から耳切れによくなっていたそうです。ただそれだけで特に他には症状がなかったので、
好子さんもその耳切れをアトピーだと意識することはまったくありませんでした。
1歳になった頃からはなぜかとびひをしょっちゅう起こしていったという瑚太郎くん。「1カ月に1回くらいの割合で、 ちょっとした傷からすぐに全身に広がっていくんです・・・」。
とびひになるたびに皮膚科に向かい、塗り薬のロコイドと飲み薬をもらい、それを用いては退かせていき、でも「よくなったかな?」 と思う頃に、また残っている傷をかいては、全身に広げてしまうという繰り返しが始まりました。
好子さんにはお姉さんがおり、実は、お姉さんのところの娘さんがアトピーでかなり悩んでいたことから、 「ステロイドはよくないよ」との情報はすでに耳に入っていました。
瑚太郎くんに出されている薬もステロイド。不安を抱いた好子さんは、塗り薬も飲み薬もかなり控えめに使っていたそうですが、 それでも2年間くらいは、薬に頼り気味な日々を過ごしてきました。
出ては治りを繰り返し、とびひの連鎖がようやく終了したのは5歳になってから。とびひが出なくなったのはうれしいことでしたが、 代わりに噴き出したのが、アトピーだった・・・というわけです。