糖鎖栄養素の摂取で細胞レベルの免疫システムを正常化する! |
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今、癌や糖尿病の治療にも注目されている「糖鎖」。
アトピー性皮膚炎改善にも役立つことがわかってきました。
体中の細胞レベルで免疫を正常化するために不可欠な栄養素、 「糖鎖」の働きを知っておきましょう。
体中の細胞レベルで免疫を正常化するために不可欠な栄養素、 「糖鎖」の働きを知っておきましょう。
- 1.細胞が正常化すれば病気は必ず治癒する
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私たちの体には、約60兆個の細胞があります。
生命活動の基本単位としての機能を備えているのが細胞で、健康な体は、この細胞一つひとつが元気であり、さらに細胞間の情報伝達もスムーズに行われています。
この細胞間の情報伝達を行うのが「糖鎖」と呼ばれる物質で、一つの細胞の表面は最大10万個の糖鎖にびっしりと覆われています。
糖鎖の異常を正すことで、アトピー性皮膚炎をはじめ、難治性疾患などが改善されたケースが多数報告されています。
「糖鎖」は、文字のごとく「糖」の鎖。8種の単糖類が、脂肪やたんぱく質と結び付き、鎖状につながっています。
糖鎖には、以下の3つの働きがあります。
1.自己と非自己(異物:体内に侵入しようとするウイルスや病原菌など)を見分けるのに役立つ。異物は排除し、また、老化した細胞やガン細胞なども除去する免疫に働きかける。
2.外部からストレスが加わっても神経細胞やホルモンバランスが乱れないように防御する。
3.損傷の自己再生・修復を行う
つまり、免疫システムを正常に保つだけでなく、神経系・内分泌系のバランスを取り、自然治癒力を高める働きをしているのです。
アトピー性皮膚炎の場合、この糖鎖の働きに異常が生じていることが判明しています。
免疫システムが正常に働いていないため、普通ではありえない"自分で自分の細胞を酸化"している状態なので、その結果としての症状が皮膚表面に現れるため、皮膚だけを正そうとする、外からの治療が行われがちですが、体の中から正さないと治せないわけです。
異常化した細胞を、体が正しく悪いものだと認識できさえすれば、体はそれを排除しようと正常な働きを見せます。
たとえば体内に入ってくる物質が、これまで自然界に存在していたような物質であれば、人間はそれを処理できる能力を持っていますが、化学物質のような、人間が作り上げてしまったものは処理できず、その異物に常に刺激されて細胞が増殖してしまいます。
内服したり塗ったりするステロイドは、その人本人のステロイドホルモンでは当然ながらありません。自分の体内で自らのステロイドを作る力をつけない限りアトピーは治癒せず、外用したステロイドは酸化ステロイドとして体内に残り、それが逆に自分の細胞を酸化し続けます。
糖鎖の異常を正し、細胞を正常化する——、アトピーに限らず、どのような疾患も、改善されていくはじめの一歩はまずここにあるのです。
