青みかんからとれる"ヘスペリジン"で「冷え性」と「肌質」が改善できる! |
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- みかんなどの柑橘類に含まれる“ヘスペリジン”は、ニュース健康維持のために重要な成分として知られています。
最近の研究では、冷え性や肌質を改善する働きがあることもわかってきました。
- 柑橘類の皮に含まれるヘスペリジンは毛細血管を強化する
- 冬はみかんを食べたり、ゆず湯に入ったりと、日本には古くから、柑橘類を摂る習慣があります。柑橘類には血行を良くしたり、風邪の予防に有効な成分が含まれることから、寒い季節を健康に過ごすための知恵として伝わっているのでしょう。柑橘類といえばビタミンCですが、もう一つの重要な成分が「ヘスペリジン(ビタミンP)」。柑橘類(特に青みかん)の皮に多く含まれ、毛細血管を強化して血流を良くする働きがあります。近年、その研究が進められ、様々な作用や効果がわかってきました
- αGヘスペリジンにより血流が良くなり、冷え性を改善
- ヘスペリジンの主な作用は毛細血管を強化する作用です。毛細血管の流れがスムーズになれば、身体の末端まで血流が促されて血行が良くなります。この作用に着目したのが、次ページの二つの実験です。実験①「冷え性」の改善効果では、酵素処理をして体への吸収率を高めたαGヘスペリジン※を継続的に摂取して冷え性改善効果を調べました。写真を見ると、手の表面温度と血流量が有意に上昇したことがわかります。この結果から、毎日少しずつαG ヘスペリジンを摂取すれば、冷え性が改善する可能性があることがわかったのです。
- 血流が促され新陳代謝が良くなり、肌質を改善
- αGヘスペリジンと冷え性についての研究中に、肌質についても改善効果が認められました(実験②「肌質」の改善効果を参照)。結果は、毎日 1000 mg のαGヘスペリジンを摂った人はメラニン量が減り、肌の色もあざやかになって、水分量に上昇傾向が見られたそうです。これは血流がよくなった結果、新陳代謝がよくなり、肌質も改善したと考えられます。また、ヘスペリジンには血管の膜からさまざまな炎症性物質が体の組織に漏れ出すのを防ぐ、抗アレルギー作用もあるといわれます。
- ヘスペリジンを上手に利用し健康的なライフスタイルを
- このように冷え性や肌質の改善に役立つヘスペリジンですが、バランスのよい食生活や運動を心がけたうえで利用することが大切です。ヘスペリジンは、温州みかんの果汁などにも含まれますが、冷え性改善によいとされる1日250 mg を摂るためには、毎日500 ml の果汁を摂り続けなければなりません。これでは糖分の過剰摂取になり本末転倒です。栄養バランスの良い3度の食事を基本に、サプリメントでαGヘスペリジンを摂ることも有効でしょう。血行の改善には、血液循環を促すビタミンE、貧血予防の鉄分を同時に摂ることもおすすめします。ヘスペリジンをあなたの体質改善に役立ててください。
- αGへスペリジン(酵素処理へスペリジン)とは?
- 柑橘類の皮に多く含まれるヘスペリジンは、水に溶けにくいという欠点があります。そこで、ヘスペリジンを酵素処理することによって水溶性にしたものが、 αGヘスペリジンです。水溶性を高めたことで、身体への吸収性が格段に良くなり、体内で壊れやすいビタミンCを安定させ、効果を高める働きがあるといわれています。 ※「αGヘスペリジン」は、江崎グリコ株式会社の研究開発素材です。
