岡山県 大森花ちゃん |
左から、太郎くん(6歳)、花ちゃん(1歳)、お母さま |
- 大森花ちゃんのアトピー歴
どうもアトピーの症状を持って生まれてきたようだとのご両親の判断で、出産退院後すぐに湯治を始める。代謝を促し続けること5カ月で体内から炎症が噴き出した。滲出液でベタベタしていた時期を経て乾燥期へ。今はまだ一晩通して眠れず、夜中に起きてしまう状態。
- ■持って生まれたアトピーを湯治で追い出し中
- お名前を呼べば、まだ赤ちゃんなのに「ハイッ」と元気よくお返事してくれる大森花ちゃん。ふれあう人たちの気持ちがやさしくなる、満面の笑みを振りまいてくれます。
ご両親とお兄ちゃん・太郎くん(6歳)、ご家族そろって九州ホスメックリカバリーセンター(HRC)での滞在を堪能されている最中に、花ちゃんのアトピーのこと、スキンケアのことなど、ご両親にお話を伺いました。
お母さま・光子さんは、花ちゃんを出産直後から〝ちょっとアトピー症状を持っていそうな手足を見て、退院したらすぐに湯治を始めようと思われたそうです。太郎くんも赤ちゃんのときに湯治でアトピーを克服した先輩。大森家では、アトピー→ステロイド×、アトピー→自宅温泉湯治○という図式ができていたのです。
生後5カ月の頃に激しい炎症を噴き出した花ちゃんは、その期間を3カ月ほどで乗り切り、1歳を過ぎた今は、あともうほんの少しというところにまで回復しているように見えます。
「HRCの温泉のおかげですごくきれいになっちゃったんです(笑)」と光子さん。まだまだかなと思えていた肌調子が、このHRC滞在 の数日間でグッとよくなったそうなのですが、とはいえ、季節を問わず傷ができてしまう足首あたり、乾きがちな手首、膝周り、頬、こ うした部分にはお風呂上りのスキンケアは欠かせません。
アトマイザーに入れた源泉をシュッシュッと化粧水代わりに吹きかけた後、APクリームを薄く伸ばしてもらうと花ちゃんはご満悦。それはキュートな笑顔を見せます。
- ■かゆみも忘れるしっとりが長持ち
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「スパチュラが付いているので、最後まで清潔に使えるのがいいんですよね」と、手慣れた手つきでAPクリームをすくう光子さん。パール粒1個分ほど、これが花ちゃんの顔につける量の目安です。「伸びがいいからちょっとですむんですよ」と。
スキンケアで保湿してもらうことで、乾燥からくるかゆみがおさえられるのでしょう。「すーっと夜はだいぶ寝ていますね」。
APクリームを使い出したのは、生後半年頃から続いたジュクジュク期が終わって、乾燥期に突入してから。ほっぺがかさつき、赤ちゃんの肌にも安心して使えるスキンケア商品を探し、相談員の勧めで使ってみることに。
「ベタつかないから本人も嫌がらないし、しっとりが長持ちするし、保存料が入っていないのもいいですよね」。実はこのAPクリーム、ママ友達にも大好評なのだそうです。
ちなみにご家庭の常備クリームは安然宣言のスキンクリーム。お父さま・芳郎さんは、「私にはあまり使わせてもらえなくて、子どもらに塗って指に余っている分だけをつけてもらえるんですよ(笑)」。笑顔いっぱいで楽しくスキンケアなさっているご家族の絵が目に浮かびます。