兵庫県 中川 美佐子さん(35歳) |
- 幼い頃にアトピーを発症。以来、ステロイド剤、漢方薬などによる治療を続け、大学在学中に、アトピーの悪化により2度の入院を経験。その後、オムバスの自宅温泉湯治に辿り着く。今は「もうすぐよくなる」と思えるところにまで来ている。
物心ついたころからアトピーに悩まされていた中川さん。ステロイドを塗ったり塗らなかったりしながら高校までを過ごし、大学生になると症状が全身のあちらこちらに出て、ステロイドでは抑えられないほどに重くなっていました。
漢方薬を試したり、病院へ入院したりという経験も経て、オムバスの自宅温泉湯治にたどり着いています。ステロイドを断つと激しい離脱症状が訪れ、「夜は眠れないのでリビングで座ったままつっぷしていると、足元に体液が水たまりのように溜まっていきました」というほどに。
その状態から湯治をスタート。湯治を重ねるほどに傷がふさがっていく感覚だったようですが、「どんどんよくなっていくばかりというのではなく、波が結構ありましたね」と振り返ります。
波――、調子がいいと思っていたらそれは続かず悪くなる。そんな、調子がよくないときに「一度行ってみたかった」という九州ホスメックリカバリーセンター(HRC)に中川さんは向かいました。「ここまでいい温泉だとは期待も想像もできていませんでした。お風呂上りはヒリヒリしないし、湯治をすると肌に1枚バリアができた感じでした」。
アクアゲインを付ける前は、自宅のお風呂では、お風呂上りがすごくかゆくてつらかったんです。水の質の悪さは、アトピーがよくならない原因の一つだろうと思っていましたので、改善できて不安が減りました。
「ものは試しと、1週間無料レンタルを申し込みました。初めてアクアゲインのお湯で湯治をしたときに『やわらかい!』と実感でき、肌への刺激のなさからお風呂上りのかゆみが減り、やっぱり全然違うと感じました。私、そんなに敏感に違いがわかるタイプじゃないのに…」
そうしてアクアゲインの本格設置をしたのが2006年の夏。以来、「ジュクジュクした傷がところどころに出ることもあるけれど、もうすぐよくなる!って思えるところにまで来ています。完治直前までいけるんじゃないかって。毎年春になるとたいてい状態を落としていたのですが、今年は、落とさずにいられそうだと、期待もしているんです」。苦手なはずの春、その到来を半分楽しみにしている中川さんなのです。
もちろん、調子をよくしてきたのは、アクアゲインの水によるものだけではないでしょう。「今までの経験で、よくならなかった原因を自分なりに少しずつ学習できていると思いますし、よくなるための勉強もしてきたように思います」。ストレスとの付き合い方や、体力の付け方なども考えて、アトピーが克服できていくイメージも出来上がっているよう。毎日、いい水で湯治できている安心感が、中川さんの気持ちを前向きに支えているのです。
-
「中川さんが2回目にHRCに来られたときのことをよく覚えています。状態が大きく落ち込んでおられたので、焦りがあったように見受けられました」(小川直樹相談員/九州HRC)。
-
中川美佐子さんも利用している「アクアゲイン」を2週間無料レンタルできます。
浴室に簡単に設置することができ、取り外しも簡単。お試しになりたい方はぜひご利用ください。