京都府 嶽(だけ) 公輔くん(6歳) |
- 嶽 公輔くんのアトピー歴
生後半年頃に乳児湿疹を発症し、一旦は湯治で終息。しかし、3歳頃からムズムズとしたかゆみを伴う炎症が手足や背中などに現われ、アトピーが本格化。以来、腰を据えて湯治も本格的に。最近は、傷の治りの早さも実感できるほどに回復。あと一歩のところまできているよう。
- ■水分を与えてオイルで保護、スキンケアは基本に忠実に
「痛いところにサージを塗ってもらうとホッとすんねん。気持ちいいよ。オイルの匂い? うん、匂いはするよ。でも、全然キライじゃないよ」と、しっかり感想を伝えてくれる公輔くん。
アトピーでお悩みなのは、お兄ちゃんの公輔くん。嶽さんの場合、お母さま・紀公子さんが独身時代に自宅温泉湯治の克服経験者です。ご自身がステロイドに苦しめられただけに、愛息・公輔くんにはもちろん薬は用いず、最初から湯治でアトピーと闘っています。
公輔くんは、3歳から丸3年、夜に1回しっかり湯治。お風呂上りは、スキンケアでたっぷりうるおいを与え、与えたうるおいをオイルでキープ。その習慣を欠かしません。
「以前は、まず保水するために源泉をシュッシュッとかけていたのですが、ピチャピチャと濡れる感触を本人がすごく嫌がったんです。そこで、保水ができて、水分が垂れないものをと相談員さんに尋ねて『プルルジェル+D』を勧めてもらいました。そやけど、公輔、なんであんなに濡れると嫌がったん?」(紀公子さん)「最初しみたから。痛いのが嫌やった。今は全然しみひんよ」(公輔くん)。
肘、膝の内側はまだ乾燥しがちな公輔くんの肌。乾燥からかゆみが強くなるのを防いであげたいと、水気を嫌がる肌にも水分を与えられる「プルルジェル+D」の登場が大助かりとなったのです。「塗っている途中ですぐに乾かへんのもいいですね」と紀公子さん。
与えた水分をカバーするオイルは「スキンオイルΩ」、公輔くんのお気に入りです。首がちょっとカサついたときにサッと塗ったり、子どもたちの小さなケガにもつけたりと、うまくお使いの様子。「基本は保水後の保湿用なんですが、よく伸びてベタつかないから、いろいろに使っています」(紀公子さん)
- ■夜中、掻きむしって「サージ塗ってぇ」
- 「Ωオイルは、私もかつて愛用していました。自分の肌で納得して使っていたものだから、安心して子どもにも使えます」
サージオイルを塗った――、その安心感で親も子も、朝まで眠れるようになるのだそうです。
アトピーではない弟の裕介くんも、お兄ちゃんの真似をしてスキンケアをしてほしがります。ご両親が愛情一杯に子どもたちにスキンケアするひとときは、すてきなふれあいタイムにもなっているようです。