愛知県 近藤恵子さん・滉大くん(10歳) |
- 近藤恵子さん・滉大くんのアトピー歴
子どもの頃からあせものような湿疹に、皮膚 科で出されるステロイド剤を大人になっても 使ってきた恵子さん。多用はせずに、アトピ ーで大きく困ることもなく抑えられていた。 滉大くん出産後、滉大くんにも肌に症状が出 てステロイド剤を10カ月使用。漢方薬治療 も試す。母と子そろって湯治に切り替える。 5年ほどで二人それぞれにあと一歩を残す状 態に回復。滉大くんはすでに克服!
- ■ イソジン+ワセリンとは比べ物にならない使い心地
かゆみで寝られない夜は、豊泉水をアトマイザー に入れて吹きかけてから「スキンクリーム」を塗 っていたのだそう。「眠れなかった時期は枕もとに いつも置いていたんですよ」とお母さま。。
アトピーでお悩みだったのは、お母さ ま・恵子さんと長男の滉大くん。恵子さ んにももうほぼアトピーは見られません が、すっかり完治となった滉大くんが、 お母さまより一足先に修了証書を受け取 ることになりました。その記念すべき日 に、近藤家で行ってきた「スキンケア」について、お話を伺いました。 オムバスの自宅温泉湯治を始める 以前は、イソジンで消毒+ワセリン で保護・保湿を行っていたそうなの ですが、油性のねばりがきついワセ リンではベタベタになりすぎて、服 もパジャマもすぐに黒ずんでしまっ たとか。
「洗濯しても洗濯してもその黒ずみ 汚れは落ちないんですよね。オムバ スの湯治を始めてからはスキンケア は『安然宣言のスキンクリーム』に 変えて、これだと服が汚れることも なく、しかも肌はしっかり保護され ている感じで快適でした」(恵子さ ん)
滉大くんの離脱のピーク時、皮膚 が割れるようにひどい状態になって いたときは「ピュアサージオイル」 もよく使いました。紹興酒のような 独特のにおいがあるため、滉大くん は「くさいの」と呼んでいたそうで すが、その効き目を肌で知っていた のでしょう。肌状態がつらいときは 自分から「くさいの塗って」と言っ ていたのだとか。「塗ってあげると落 ち着きましたね。さらにその上から スキンクリームを塗って保護しまし た」(恵子さん)
- ■ 他のアイテムに浮気もしたけど結局これに戻りました
- お父さま・武さん。「スキンクリーム」は、肌状態に合わせて 薄めて使うこともできます。「相談員さんには『もっと薄めて 使ってください』ってよく言われていました」。肌が改善され ているのに保湿過多傾向にあったのかもしれませんね。とってもひょうきんな弟・司くんはアトピー知らずの肌の 持ち主。お兄ちゃんがスキンケアしてもらっている光景が 少し羨ましいようです。
スキンクリームを使い出したきっ かけは、恵子さんのお友達で湯治マ マの先輩でもある方からの勧めでし た。「このクリーム、いいよ」の一言 を信じ、実際に試してみると「一度 塗ると保護力があるので、スキンケ アでうるおった肌が長持ちするんで す。つけている!という安心感もし っかり得られますね」。
滉大くんがプールに出かけ、プー ル上がりに何も塗らずに、肌をパリ パリに白く乾燥させて帰ってきたこ とがあったのだそうですが、「それ以 来、小さなケースに入れて『プール に入った後に塗りな』と持たせるよ うにしました。差はハッキリと出ま すね」と恵子さん。プールという特別な場合用でなく ても、「かゆいときのために」と、学 校にもスキンクリームを入れた小さ な容器を持って行っていた滉大くん。 「お守りなんだよ」と、教えてくれま した。
ご一家がスキンクリームを使い出 した当初は、スキンケアアイテムが 今のように充実していなかった時代。 「だいぶ後になってジェル状のものが 出て使ってみましたが、結局これに 戻りました」。ジェルも決して悪くは なかったそうなのですが、近藤家の スタンダードの地位を譲らなかった スキンクリーム、「なによ り、乾かない」チカラに 安心感を覚えておられま す。「私も首や手に使って きましたし、唇の荒れが ひどいときにもこのスキ ンクリームを塗っている んですよ」とも。
使用感のよさで恵子さんに選ば れたスキンクリーム。かゆいとき も乾くときも、これからもご家族 のお守りとして愛されていくこと でしょう。